「来い」を教える

柴犬を自分のもとに呼び戻す指示が「来い」です。アウトドアに出かけて河原などの広い場所で話したとき、ドッグランで遊んでいるときなど、呼べば来るようにしつけておけば愛犬との楽しみがグンと広がります。

散歩中に引き綱が外れてしまったり、他の動物やバイクを追いかけたり、開いたドアや門から逃げ出してしまったときも、「来い」ができると行方不明や交通事故などの心配がありません。

「来い」をマスターするには、まず、愛犬に「来い」の」意味を理解させることから始めます。理解したら引き綱で誘導して呼び寄せ、だんだんと距離を長くして、最終的には引き綱無しでも来るように教えます。訓練の最初はご褒美としておやつを使います。

【飼い主の近くに寄ることと「来い」を関連付ける】

1、引き綱を短く持ちます。反対の手でおやつを持って犬に一口だけ食べさせます。
2、一口食べたら、残りのおやつを持って一歩下がります。犬が残りのおやつ目当てに追いかけてきたら「来い」と声をかけます。
3、犬が来たら「よし」と褒め、手に持っているおやつを食べさせます。出来るようになったら少しずつ距離を伸ばしてやってみましょう。

【待たせてから「来い」と呼びかけます】
1、引き綱をつけて座らせ「待て」の指示を出します。犬と目を合わせたまま、引き綱の長さだけ離れます。
2、犬がきちんと待つことができたら、「来い」と呼びます。
3、犬が来ないときは、引き綱を引いて引き寄せます。
4、一方の手で引き綱を持ち、もう一方の手で犬の顎をなでるようにして自分の元へ来させます。来たら褒めてあげましょう。

【離れた場所で「来い」と呼びます】
※「来い」や「待て」の訓練用に10m前後の訓練用の引き綱が市販されています。

1、犬を座らせ「待て」の指示を出し、そのまま最初は3m、慣れたら10mほど後ろへ下がります。
2、引き綱は引いて指示を出しやすいように、左手の上に渡してから右手に持ちます。
3、「来い」と呼びます。犬が来ないときには、引き綱を右手で引いてショックを与えます。

【引き綱なしで「来い」と呼んでみましょう】

1、引き綱をつけてのトレーニングが終わったら、引き綱を外して訓練開始。犬を座らせ「待て」と号令をかけ、3〜4m離れると犬と対面し、再度「待て」と指示します。
2、両手を広げて犬を迎えるような姿勢で「来い」と声をかけます。
3、犬が近づいてきたら2歩ほど後ろに下がり、再び「来い」と呼びます。
4、犬が来たら、なでたり、ボールなどのおもちゃ、おやつを与えたりして褒めてあげます。