感染症と予防接種

感染症はウィルスや最近が体内に入って伝染する病気です。感染症にかかった犬と鼻や口が触れたり、同じ食器やブラシ、寝床を使ったり、感染犬の便や尿のにおいを嗅いだときなどに愛犬に病気がうつります。

産まれてすぐの子犬は、母犬の初乳を飲んで母犬の免疫を取り入れることで、さまざまな病気から身を守りますが、その免疫は徐々に弱まり生後50〜60日で消えてしまうため、感染症のワクチンを接種する必要が出てきます、最初のワクチン接種は生後40日前後に行います。その時に母犬からもらった免疫がまだ残っているとワクチンが体外に排出されてしまうため、生後80日前後にもう一度2回目の接種を行います。予防接種は必ず受けておきましょう。

予防接種には、子犬がかかりやすい感染症のワクチンをいくつか組み合わせた混合ワクチンが主に使用されています。ワクチンには5,7,8種の混合ワクチンがあり、ワクチンによって予防できる病気の数が違います。飼っている環境、地域、犬の体質などによりかかりやすい病気は異なるので、どのワクチンが適当か獣医師やブリーダーに相談するとよいでしょう。

ワクチンの効果は1年で切れてしまうため、2回目の予防接種から1年ごとに受けることにしましょう。混合ワクチンは任意ですが、飼い主の法律上の義務として、狂犬病の予防接種があります。狂犬病は犬にも人にも共通する感染症です。

発病すると死に至る病気です。犬にかまれることによって人に感染します。生後91日以降に狂犬病の予防接種を受けましょう。狂犬病の予防注射も毎年1回必要です。

【混合ワクチンの違い】

5種:
ジステンバー
伝染性喉頭気管炎
伝染性肝炎
パラインフルエンザ
パルボウィルス感染症

7種:
ジステンパー
伝染性喉頭気管炎
伝染性肝炎
パラインフルエンザ
パルボウィルス感染症
レプトスピラ症(カニコーラ型)
レプトスピラ症(ヘモラジー型)

8種:
ジステンパー
伝染性喉頭気管炎
伝染性肝炎
パラインフルエンザ
パルポウィルス感染症
レプトスピラ症(カニコーラ型)
レプトスピラ症(ヘモラジー型)
コロナエイルス感染症

※感染症については、感染症のページを参照してください。