安産のために適度に運動しよう

人間の妊婦と同じように、丈夫な子犬を産むためには妊娠中の母犬にも適度な運動が必要です。しかし、交配から受精した卵子が着床するまでの21日間は、妊娠期間中、最も流産しやすい期間です。この時期は自転車での長時間の運動は控え、慎重に扱ってあげましょう。

犬の胎盤は、羊膜に包まれた胎児を帯のように取り巻く丈夫な構造になっているので、一度着床してしまえば、流産の危険はあまりありません。安産のために必要な筋力を維持しストレスを解消するためにも、散歩など適度な運動や日光浴をさせましょう。しかし、ジャンプや山登り、厳しい訓練など、心身に負担を与える運動はいけません。おなかを叩くのも危険です。

【妊娠期のお散歩】

ひっぱったり、走らせたりせずに、犬にあわせた速度で歩きます。
母犬は少し神経質になっていることも。声を掛けてコミュニケーションを忘れずに。
夏は早朝か夕方の涼しい時間。冬は日が昇ってからの暖かい時間に外出を。

【妊娠中に避けたいこと】

激しい運動は、流産の危険性があります。特に着床までの期間は注意が必要なので慎重に。
いつもは楽しい旅行でも、妊娠中は長時間のドライブや、アウトドアでの運動は心身のストレスになります。
妊娠中の母犬は神経質になっています。気になるからといってかまい過ぎると、興奮状態になってしまいます。
シャンプーや歯磨きなど、日頃犬が嫌がっていることは妊娠中は避けましょう。ストレスのために落ち着いたお産が出来なくなってしまいます。
出産には落ち着ける環境が大切です。静かで邪魔されない場所に犬舎や寝床をおきましょう。