伝染性肝炎

【病名】:
伝染性肝炎

【病原体】:
アデノウィルス1型

【症状】:

感染すると急性の肝炎を起こします。一週間ほどの潜伏期間の後、高熱が出て食欲がなくなり、嘔吐などをします。鼻や目から膿状の分泌物が出て、皮膚にも点状の出血があります。子犬の場合は突然衰弱し、吐血や血便の後、1〜3日で死亡する劇症状もあります。

【治療】:

抗生物質を与える、輸血療法など、肝臓の障害に対する治療を行います。療養中は食餌療法も必要です。牛赤身、鶏ささみ、卵など、良質のタンパク質を選んで与え、脂肪分を控えます。犬が吐くようなら無理に食べさせてはいけません。

【予防】:

感染している犬の尿、便の臭いを嗅いだり、舐めあって唾液を口に入れたり、同じ食器を使ったりして感染しますが、ワクチンを接種しておけば感染を防ぐことができます。

多頭飼いで感染犬が出たら、すぐにその犬を隔離し、使っていたものを処分します。