フィラリア症

フィラリア症

フィラリア症が感染するには、蚊を媒介としたサイクルがあります。まず、フィラリアが犬の体内で交尾し、ミクロフィラリアという幼虫を犬の血液中に産みます。血中ではミクロフィラリアは育ちません。蚊に刺されて血を吸われることで、蚊の体内に入ったミクロフィラリアは脱皮をして成長します。成長したミクロフィラリアがいる蚊が犬を刺すと、ミクロフィラリアは犬の体内に入ります。成長しながら心臓に進み、心臓や肺動脈にすみつきます。そして、ミクロフィラリアという幼虫を産むのです。犬の心臓に寄生したフィラリアが五十〜六十匹になると症状が出てきます。慢性と急性があり、慢性の場合は気管支静脈がおかされ、せきをします。急性の場合は全身の血流が突然悪くなるため、呼吸困難や黄だんなどの症状があらわれます。命に関わるので至急処置が必要です。

【フィラリアの治療】
慢性の場合 駆虫薬を使ってフィラリアを駆除します。寄生虫の数が多いと死んだフィラリアが血管に詰まってしまうことがあるので、一ヶ月近くは安静にして過ごしましょう。

【急性の場合】
外科手術をおこなって、フィラリアを心臓から取り除きます。


●予防のポイント

【予防薬を飲ませます】
進行すると死にいたるので予防薬で防ぎましょう。処方は獣医師にしてもらいましょう。

【防蚊対策をします】
フィラリアを媒介する蚊から愛犬を守るには、室内で飼うのがべストです。室外で飼う場合は犬舎に防虫網をはって、蚊をシャットアウトしましょう。蚊を多い季節には蚊取りせんこうなどで蚊を退治します。