鞭虫症

鞭虫症

回虫と同じように多くの犬に寄生しているのが鞭虫です。鞭虫に感染した犬の便の中にある卵が、犬の口から入って感染します。体内に入った卵は小腸でふ化し、盲腸へと移動して寄生。そこで卵を産み、卵は便といっしょに排出されます。寄生している鞭虫の数が少ない場合は、それほど体調に変化はありませんが、数が多くなると下痢、食欲不振などの症状があらわれます。鞭虫のほかの寄生虫にも混合感染していると、重症になりがちです。症状として、食欲がない、やせる、下痢をする、排便後に血の混じった粘液がでる、便をしようとしてもでない、貧血、毛づやが悪いなどがあります。

【鞭虫の治療】
獣医師処方の駆除薬を一〜三回飲めば、駆除できます。ひどい下痢や脱水症状があれば、それに合わせた対処も必要となります。

【予防のポイント】
多頭飼いなら、他の犬に移さないように隔離する
糞便はすぐに処理をし、清潔を保つ
虫卵は高温に弱いため、犬グッズを定期的に日光にあてる
年に一度は寄生虫の検査を受ける
交配前に必ず検査を受け、感染していたら交配を控える